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18インチのブラウン。いいなあ
アイダホのフィッシングライセンスを売るCP
モンタナのライセンスを売るCP

■ フィッシングライセンス

 2月1日は長良川の解禁日ですね。いつもきまって、「あーあー、またフライを巻かなかったなあ」と反省していました。今年の釣行計画は立てられましたか?今冬はマジソンもギャラティンも平均積雪より20〜30%雪が多いそうで、昨年が少なかっただけに2006シーズンが期待できそうです。水量が多そうなのでスタッドつきのウェーディングシューズ、ウェーディングスタッフを買うことになりそうです。

 昨年の夏はマジソン川がヘプゲンレイクに流れ込むマジソンアームのキャンプ場のお手伝いをしました。アメリカというと、ヘンリーズフォークやマジソン川で釣りをなされるかたが多いと思いますが、7月中旬から8月はじめはヘプゲンレイクはまじにすごいです。朝、風が無い日にはトライコのハッチが起こり、それを捕食する超でかいブラウンや虹鱒が、カポカポ音を立てながらライズする、ガルパを狙いにみんなやってきます。ご存知のようにガルパは11時ごろには終わってしまうので、朝肌寒いなか、私の働いているキャンプ場のボートランプからボートやポントゥーン、フロートチューブで湖に出かけます。もちろん最盛期には丘っぱりも可能。知り合いの人がウェーディングで、いい茶鱒を釣りました。私はよくキャンプ場のごみひろいがてら、湖をみているとすぐそばでカポカポやっていて、仕事が手につかないこともありました。

 そんなキャンプ場ですから、オフィスでちゃんとモンタナのフィッシングライセンスも売っています。モンタナもアイダホも数年前から、CPでライセンスを売るようになったのはご存知だと思います。私もオフィスでときどきライセンスを売るのを手伝ったのですが、ちょっとややこしいので、昔の手書きが懐かしかったです。  モンタナのフィッシングライセンスは2日単位、アイダホは1日単位、といったように期限が違いますので、どこで釣りを何日するか計画を立ててからライセンスを購入なさると無駄なお金を使わずにすみますし、はっきり覚えていないのですが、モンタナのは、何日か以上釣りをなさる場合は、シーズン券のほうがお得だったと思います。

 さて、海外旅行というと現金は盗まれるとかえってこないから、極力現金はもちあるかないというのが鉄則かと思うし、私も大きな額のときはクレジットカードをよく使ったのですが、いくつかのお店で、「なるべくだったらフィッシングライセンスは現金でお願いできませんか」というのを聞きました。  フィッシングライセンスは他の商品と違い、営利が目的ではなく、売り上げは川の管理や魚ために使うのですから、当然扱うお店にも大きな儲けがあるわけではなく、クレジットカードの通信手数料などが結構な負担になるようです。「身を守るのと手数料とどっちが大事なの?」と言われると、もちろん身を守るために現金を持ち歩かないほうが最優先だと思うのですが、そういう事情もあるようなので、クレジットカードでライセンスを買われる場合は、買う前に「クレジットカードで支払ってもいい?」と聞いたほうが賢明だと思います。

 私たちの顔を見れば、日本からはるばる来た旅行者だとすぐわかりますし、日本の釣り人は結構ライセンス以外にもいろいろ買い物をしてくれるので、お店の人も事情を理解してくれると思うのですが、手続きが終わったあとで、カードしかなくてお店の人が悲しそうな顔になるのは、心が痛みますものね。もちろんクレジットカードでぜんぜんOKっていう太っ腹なお店もありますし、ほとんどのものはクレジットカード払いできますので、ご安心ください。  あと現金が出てくるのは、チップ。フィッシングガイドやレストラン、ホテルの枕銭。チップは私も働いてわかったのですが、ガイドやウエイトレスたちの重要な収入源なのでお忘れなく。ウエストイエローストーンには銀行が2つ、いずれも日本円は両替してもらえませんでした。(ちなみにウエストイエローストーンの銀行の人は日本にいったことがあるととても親切です。)ボーズマンのいろんな銀行に問い合わせてもらったのですが、ひとつだけしかなく、手数料や両替の時間も結構かかりましたので、両替は事前にしてきてくださいね。

 釣行にはお金がかかり、特に海外釣行となると、結構なお金が必要かと思います。何を現金で、何をカードでと、ファイナンシャルプランもお忘れなく。 PS CPオンラインでライセンスが買えるようなことを耳にしましたが。私は全く英語とCPが 苦手なので、定かではありません。