Fly Fishing Shop
 Expert Advice and TOP-of-the-Line Gear Hermit フライフィッシングの世界へようこそ   TOP
このケースの使い道は・・・

Clear Creek Fly Strecher

 この商品を必要とする人は全国で20〜30人ではないでしょうか?メーカーさんにも輸入しすぎないように注意しました。

 この不思議なケースなんですが、これはリーダーにフライをセットして引っ張っておくためのものです。何でそんなことしなきゃいけないかと言うとややこしいのですが、IGFA(インターナショナル・ゲーム・フィッシング・アソシエーション)という組織で決めたリーダーの長さがあるからです。

 まずショックリーダーが、12inch未満(約30.5cm以下)にしなければいけないというルールとクラスティペットを15inch以上(約38cm以上)というリーダーの元で(実際はその他の規定も沢山ありますが)デッカイ魚をまかり間違って釣ると、申請により世界記録になるからなのです。このルールを考えた人はフライフィッシングなんてここまで発展するとは思わなかったのでしょう。実際この短いショックリーダーを使うと、とても非合理的な事に気付きます。ですが、先人達はこのシステムでとんでもない大きさのターポンやセールフィッシュ、マーリンなどを釣っているのですから、ルールは今後も変わないでしょう。

 その、とても短いショックリーダーですが、その部分だけはやっぱり太いので、このように引っ張って巻き癖が付かないようにするためにこのケースが必要なのです。私もフライ・ストレッチャーを使っていますが、いつか間違って釣れちゃうかもしれない世界記録のために、このブラックボックスが必要なんです。 「私には関係ない。」なんて言わず、是非夢を追いかけて下さい。

Clear Creek Fly Streacher・クリアクリーク フライストレッチャー
ハーミット的満足度(5段階評価)
●●●
その他
ターポンやツナの遠征に行かれる方、もしもの為に是非ご用意を! と、書いてみましたが、このケースを販売しそうなお店は、都内では丸橋さんのいらっしゃるサバロ、とサンスイさんの一部の店舗、大阪ではドラッグフリーさんぐらいでしょう。で、一店舗5個売ったとしても合計で20個くらい。店主も買うから合計25〜30個くらいが日本で売れる量でしょう。写真のフライは私が巻いたターポンフライを納めてみましたが、このようにゴムの輪に1個ずつ掛けていくので、合計24個のフライが納まります。

もちろん遠征しなくても、近隣のシイラ狙い(細いクラスティペットでデッカイ奴狙い)という人も使えます。すべてのストレッチャーに言えることですが、長さが決まっているので、手持ちのタックルバックと大きさが合わないのがたまに瑕。もっと他のケースとうまく融合するようなケールがあると嬉しいなぁ。

| Back |