パウダーフロータント実験君

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 先日メーカーさんが滝壺対応と書いたドライマックスというフロータントを持ってきた。そのフロータントを施したフライは、ペットボトルに入れて何回揺すっても沈まないというもの。思わず「これは凄い。」と絶賛してしまった。ということで同じパウダー系のフロータントはどんなモンだろうと実験君。フライはインジケーター付きエルクヘアカディスを5個用意し、それぞれ実験をする度に新しい水に入れ替えて同じ条件下で比べてみた。その結果は・・・・。

一番手:ティムコドライシェイク君

フライに付いた余分な粉は一度吹き飛ばした状態で、約100回のシェイク!お、頑張っているな。ではもう100回。まだ頑張る。ではもう100回。・・・結局何回振っても沈まない。なんだドライマックスと一緒じゃない。約400回揺すったけれど、沈まない。

二番手: CFFパウダーフロート君

今度は粒子が粗いから簡単に沈んじゃうかな、と思いきや、やっぱり何回振っても沈まない。やっぱり400回以上耐えた。

三番手:噂のドライマックス君君

この前見せてもらっているけれど、念のためチェック。やっぱり100回位じゃびくともしない。が、400回目でなんか浮き上がるスピードが遅かった。ん、どういうこと?

四番手:フロッグズファニー君

ハケタイプだからまんべんなく塗るのが難しいから、持続力は弱いのではないかと思ったが、なんのその。やっぱり100回や200回は目じゃない。この辺までテストすると、ちと疲れた。

五番手:Susex パウダーフロート君

こちらも同じくハケタイプ。中に入っている粉も他の四つと全くの異質なので、浮きが弱いのでは?と思ったがやっぱり100回程度じゃびくともしない。な〜んかつまらない結果。

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結果:結局ドライマックスが凄いのではなく、このテスト方法じゃほとんど差が出ないってこと。逆に粒子が粗いドライマックスとCFFは振って付けた位じゃ粒子が粗く馴染まないため、使い方を誤ると浮力が落ちるのが早かったという位かな。この二つを使用する時は指でこすりつけることを忘れないでね。そうすれば他のタイプと同様にばっちり浮くよ。ということで、やっぱり自然界で試さないとわからん、ということでした。チャンチャン。

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