ずいぶんと影が長くなりました。
初めてヤマベ釣りをしたのは小学校4年生のころだったと思う。
親戚の家に程近かったこの川はヤマベの宝庫であり、従兄から川虫の取り方、按摩釣り、
オランダ釣りの仕方などを教えてもらったところでもある。
婚姻色が鮮やかな魚体はそれまでフナやクチボソがメインの釣りモノだった少年には、
かる~いカルチャーショックであった。
んで、30年ぶりにココを訪ねてみた、って寸法。
マップル片手に葦原を藪漕ぎする樽酒氏。
川までの入渓路は地図には載ってないとは思うが、入れ込み様はご立派である。
このあと衣服全身に雑草の種をびっしり付けて生還した。
これぞ雑草繁殖請負人。
japanese micro beauty
よかった、まだまだ健在だったヤマベちゃん。
ちなみに北海道でヤマベというとそれは山女魚のこと。
関東ではオイカワの俗称でありますね。
しかし人工的には絶対造りだせない微妙な色合い。
日光の当り具合によって表情を変える色彩は自然の芸術域である。
この雑魚を外道と呼ぶのはあまりに惜しい。
日が傾いてくると一面のライズが・・・・・・フライタックル持ってくるんだった。
そういえば15年くらい前、ウエダからオイカワロイヤル?とかいう、ヤマベ専のフライロッドが
発売されていた気がする。
気のせいかな?
携帯104と地図という、極めて原始的な手法で釣具屋を割り出す樽酒氏。
104嬢は
「ジョウシュウヤという登録はありますが、それが釣具屋かどうかは???」
と的を射ない。確かに豆腐屋さんかなんかかも知れないしね。
とりあえずそこに電話した樽酒氏、開口一番、
「おたくサシ餌置いてます?」
どうやらJSYこと釣具屋さんだった。
やれやれひと安心。
実は釣行前、樽酒氏より
「近所にエサ買える釣具屋ある?」
との質問があったので、
「すぐそばに"ハトポッポ"っていう釣具屋がありますぜ!」
と答えた私。
しかしそれは昭和50年頃の記憶であった。
今は平成20年。
"ハトポッポ"は跡形もなく消えていた(笑)
光陰矢の如く、歳月人を待たず。
小春日和の初冬の一日。
景勝地に行かずとも、日本にはイイ風景が溢れていた。

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