渓流釣りの魅力とは、
徒釣れなるままに、日々、川面に向かいて、心に映るよしなしごとを、
すっかり忘れちまう・・・・・
ことにある。
しかし昨今は時勢の影響からか、日々のことをすかっり忘れちまいたい輩がとっても多く、
むしろ河原での熾烈な競争が当たり前になっている。
いかに先行をひっくり返すか?未着手のマーケットを見出すか?
ああ、本末転倒なのである。
とはいえオフィスに籠もっていてはこの景色と空気感にはめぐり合えない。
まさに天晴れ!な天気の下、またまた出撃してまいりましたとさ。
今シーズンの渓流釣行は、山女魚(アマゴ)率がけっこう高くなっている。
人気河川ではサイズも小型統一規格になっていることが多いのだが、個人的には日本が
世界に誇る美形魚であると思っているので、出会いは嬉しいものである。
ヤマメとシーバス。どちらも遊び相手として大好きなサカナなのだが、どっちが利口そうか?
と問われれば・・・・・
前者と云わざるを得ない。
どうも下あごの出具合と知能指数は、反比例するとしか思えないのである。
(あくまで魚に対して。しかも独断と偏見です)
釣りというより先行者の居ない未着手区間を探すことがメインになってしまった本日。
じっとり汗ばんでくる陽気の中、河原で昼食休憩しながら作戦会議。
U字溝はウェーダー姿で座るには都合がいいんだね。居酒屋の掘り炬燵みたいなもんだ。
で、入退渓がチョッピりやっかいなところを中心に攻めていくと・・・・
やっとでました。本日初のまともなサイズ。
サビが残る8.5寸飴色アマゴ。
9寸と云ってしまうのはおこがましいが、断じて8寸ではない。
なので8.5寸。
(失笑)
キレイなキャスティングフォームが自慢の真正フライマンは、絶対手を出さないガサガサ帯を
メインに攻め続ければ、後追いでもまだまだ良型は十分残っているもんである。
ま、現場はキャス練とは違うからね。
日が傾いてくると陽気と相まってハッチが激しくなってくる。
中型のカゲロウをガバッとやったところを目撃され、遠目から投擲されたフライもガバッとやって
しまったスマート君。
サイズはそこそこだが、プロポーションに満足の一尾。
高速料金割引がスタートし、早朝から高速も河原も激コミであった。
そのうち若干落ち着くんだと思うが、しばらくは釣り人にもサカナにも受難のシーズンといった
感じであろうか?
河原では十分すぎるほど経済効果でてますよ、アソーさん。
春たけなわの渓。
釣り馬鹿の出撃は続く・・・・

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