2009年6月アーカイブ

深緑の奥飛騨.JPG

二度あることは三度ある。

とは古の昔から伝わる格言であるが、釣り人ほどこの格言を勝手に良い方に解釈して、

性懲りもなく行動してしまう人種はいないのではないか?

 

二度あるボウズは三度ある、かも知れんのだが・・・・・・・

 

山月遠望.JPG

だだっぴろい河原を遡行しながらふと目を上げると、山肌にちょいミスマッチな高級旅館が。

 

美しい渓魚と出会い、深緑の山々を愛で、ああいう高級旅館で夕餉に「飛騨牛」なんぞを

つつきながら、一日を振り返ったり思い出したり。

たまにはそーいう釣行をしてみたいなー、とガラにもなく思ってみたりする。

 

が、人間、思っているだけではダメだ。

思ったら、口に出し、強く念じ、そして行動するのだ。

 

 

そうすると・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

神の思し召しで・・・・

 

 

 

 

 

 

 

己の目の前に、こーいうお膳立てが運ばれてくるのである。

飛騨牛.JPG

トロけるぜ。

 

 

豪華晩餐.JPG

あまりに似つかわしくないお部屋で夕餉をいただく図。

 

実は以前にもこの旅館に泊まった時、ウェーダー姿のまま綺麗に掃き清められた玄関に

乱入してしまい、泥だらけにしてしまったことがあった。

我々にとってウェーダーとはあまりに身近なコスチュームのため、そのままどこにでも行けて

しまうと思いがちである。

 

そのときも下足番のお兄さんに

「お履物はいかがいたしますか?」

と問われ内心、

(お履物? いや履いているというか、着ているというか、まあビミョーなんすけど・・)

と苦笑した覚えがある。

 

ウェーダー姿での徘徊には十二分にご注意を!

FFマンの品性が問われますぞ。

 

奥飛騨山女魚.JPG

サカナの方はさすがに減ってきた感じだが、それでもまだまだ美しい渓魚は残っていた。

 

 

レイン坊.JPG

突如流れを割って、こんなのが飛びついた。

前回まではレインボーには一切お目にかかっていなかったのだが、放流打ち切り間際に

大量投入されたのかも知れない。

 

まあともかくとして、そのファイトっぷりは天晴れである。

奥飛騨でメダリストの安っぽいドラグ音を奏でられるとは思わなかった。

 

蒲田川全景.JPG

奥飛騨三部作。

これにて一応終了。

今年は久しぶりに好調の蒲田川であったが、来年のことは鬼にしかわからない。

でも来年も今年以上に好調であることを祈りたい。

 

 

三度あることは当然四度目に続くのである。

 

 

奥飛騨ラストPV(樽酒フューチャー)はこちら

 

この週末は完全休養の予定であった。

のだが・・・

なにやら好天の気配で6:00前に目が覚める。窓外晴れ。

 

今日は所用があり16:00には都内に居ないとマズイ。実質行動許容時間は10時間。

往復に5時間あてて~実釣時間5時間。いや温泉にも寄りたいので4.5時間だ。

4.5時間でツ抜け達成し、25cmアップを必ずキャッチする。

歯を磨きながら大まかな行動予定を描き、PCで天気予報をチェックする。

中央道方面、晴れ。  東北道方面、晴れ。  関越方面、曇り。

関越方面に即決定。 5時間で往復・・・・ま、なんとかなるやろ。

 

以上のマネージメントを5分かからず決定。

普段の仕事もこのくらいのモチベーションでやりたいもんである。

 

関越トンネル.JPG

8:00ちょい前にトンネル通過。

 

だいげんた.JPG

8:30 現地着。 よみ通り天気は泣き出しそうな曇天。

一瞬で身づくろいし、スキー場の下のお得意の流れに入る。ここまではほぼ予定通りだ。

日曜っだつーのに、上下に人影なし。まずは第一投でいきなりのバイト。

煮干くらいのヤツ(推定3寸)を豪快に後ろにぶっ飛ばす。(ゴメンねー)

(いかん、時間に追われているせいか、完全に力んでいる)

気を取り直し第二投。!!またバイト。再び同サイズを後ろにぶっ飛ばす。

(いかんいかん、リラックス、リラックス)

第三投。またまた同サイズがバイト!

かなりソフトに、グニャグニャの宇宙人になったつもりでアワセる。今度は後ろまでは飛ばさ

なかったが、足元くらいまではすっ飛んできた。

(どーすれば、グニャグニャフッキングが上手くいくのか??)

 

 

 

 

 

・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

て、そんなこと、どーでもいいのである。

実釣開始からものの30分もたたないでツ抜け達成。

が、サイズを全部足しても100cmをちょい超えるか否か・・・・

 

 

場所替え!

 

土樽横.JPG

上越の山々は目に痛いくらい緑が溢れかえっていた。

勝手知ったるこのあたり、入渓点はいくらでも知っている。

そーいえば天地人の直江兼読は、このあたりの出身のハズだ。

 

ここから一気にマクりである。

 

このポイントはいつも水が細いんだけど、今日はいつになく水が太かった。

ここも上下に人影なし。

経験上はイワナのポイントなんだけど・・・・・雰囲気は抜群にイイ。

 

上越山女魚.jpg

やっと来ましたぜ。

しかも25cmアップの砲弾型。

目標達成!

 

上越グリップサイズ.JPG

お次もまあまあの型。

やっぱり、山女魚はグリップできるサイズからが本物である。

この後もまあまあのサイズを追加し、超短時間ながら納得の釣果となる。

 

 

 

 

 

チーン!

13:00実釣終了。

マッハで温泉に向かう。

誰も入っていない浴室でストレッチなんぞをしながら、俺もアホやなー、と反省してみたり

もする。

 

 

13:30 帰路につき、ガラガラの関越をかっ飛ばし16:00ちょい前に帰宅した。

 

 

ほぼスケジュール通りの完璧な展開。

 

 

 

三段堰堤.JPG

しかし、、やはり釣りはもう少々のんびりと暢気に楽しみたいもんである。

いくらなんでも本日のスクランブルは酔狂が過ぎた。

ただ、一週間に一度は瀬音を聞かないと禁断症状がでる体になってしまったのかも知れない。

それはそれで本望なんだけど、良い子はマネしないように。

 

高速料金週末割引と相まって、

釣りバカの出撃は・・・・・

 

まだまだ続いちゃうんである。

 

 

綿帽子.jpg

初夏は盛夏とは異なり若干春の装いを残している。

色濃くなる若葉と、春の名残花がクロスオーバーしている、とてもイイ季節だと思う。

 

初夏になると渓流釣りも舞台が少々変わってくるんだけれど、これから盛夏にかけてハズせ

ないのが、いわゆるボサッ川。

たとえば↓こんな感じのとこだ。

 

ボサ川歓迎.jpg

まさに緑のトンネル。

苦手としているFFマンも多いのではないだろうか?

まあ写真の流れなんざ、まだまだ開けてる方である。

こういう渓で重要なのは、ディスタンスでもアキュラシーでもなく、「車幅感覚」。

それも体格っていうことじゃなくて、自分が振り回すフライラインの軌跡に対する感覚ね。

で問題は自分の後ろ側。 いま進んできた場所に垂れ下がってた枝とか、蜘蛛の巣とか、

あるいは川の曲がり角の曲率とかを残像として頭のなかに残しとかないといけない。

じゃないと、いざシュート!ってときに後ろの障害物に、ガシャ!って引っ掛けちゃうからね。

 

この感覚は季節が進むごとに鋭敏になってきて、シーズン後半のボサッ川では、ほとんど

ライントラブルはなくなるけど、また禁漁になっちゃうので元の木阿弥・・・・となる。

ま、それも楽しみのウチ、ですね。

 

朱点アマゴ.jpg

あとひとつの課題はショートレンジのフッキング率を上げること。

ボサッ川では必然的にドリフトゾーンが極端に短いことが多く、仕掛けも上気味から垂らして

いることが多くなる。

水面を長く使える場面はFF向きなんだけど、洗面器くらいのスポットへ、ポン、バシャ!って

いう場面では、どうしてもスッポ抜けとかバラしが多くなる。

右腕が過激に反応しなければ、もう少々キャッチ率もあがるかな?

 

ちなみにボサ・蜘蛛の巣・目潰虫っていうのは、夏の渓流における釣れるファクター三点セット。

あとは額に汗してひたすら遡行するしかない。

 

そうそう蜘蛛の巣っていうのは先行がいない証拠なんだけど、面倒がってリーダーキャストで

蜘蛛の糸を切るのはおススメしない。リーダーの方がスパッと切れちゃうことがままあるから。

理屈じゃ考えられないけど、渓流FFマンなら絶対体験している七不思議のひとつ。

 

花畑.jpg

梅雨直前のベストシーズン。

 

釣りバカの出撃は飽きもせずに続くのである・・・・・

 

次回は海か?