
初夏は盛夏とは異なり若干春の装いを残している。
色濃くなる若葉と、春の名残花がクロスオーバーしている、とてもイイ季節だと思う。
初夏になると渓流釣りも舞台が少々変わってくるんだけれど、これから盛夏にかけてハズせ
ないのが、いわゆるボサッ川。
たとえば↓こんな感じのとこだ。

まさに緑のトンネル。
苦手としているFFマンも多いのではないだろうか?
まあ写真の流れなんざ、まだまだ開けてる方である。
こういう渓で重要なのは、ディスタンスでもアキュラシーでもなく、「車幅感覚」。
それも体格っていうことじゃなくて、自分が振り回すフライラインの軌跡に対する感覚ね。
で問題は自分の後ろ側。 いま進んできた場所に垂れ下がってた枝とか、蜘蛛の巣とか、
あるいは川の曲がり角の曲率とかを残像として頭のなかに残しとかないといけない。
じゃないと、いざシュート!ってときに後ろの障害物に、ガシャ!って引っ掛けちゃうからね。
この感覚は季節が進むごとに鋭敏になってきて、シーズン後半のボサッ川では、ほとんど
ライントラブルはなくなるけど、また禁漁になっちゃうので元の木阿弥・・・・となる。
ま、それも楽しみのウチ、ですね。

あとひとつの課題はショートレンジのフッキング率を上げること。
ボサッ川では必然的にドリフトゾーンが極端に短いことが多く、仕掛けも上気味から垂らして
いることが多くなる。
水面を長く使える場面はFF向きなんだけど、洗面器くらいのスポットへ、ポン、バシャ!って
いう場面では、どうしてもスッポ抜けとかバラしが多くなる。
右腕が過激に反応しなければ、もう少々キャッチ率もあがるかな?
ちなみにボサ・蜘蛛の巣・目潰虫っていうのは、夏の渓流における釣れるファクター三点セット。
あとは額に汗してひたすら遡行するしかない。
そうそう蜘蛛の巣っていうのは先行がいない証拠なんだけど、面倒がってリーダーキャストで
蜘蛛の糸を切るのはおススメしない。リーダーの方がスパッと切れちゃうことがままあるから。
理屈じゃ考えられないけど、渓流FFマンなら絶対体験している七不思議のひとつ。

梅雨直前のベストシーズン。
釣りバカの出撃は飽きもせずに続くのである・・・・・
次回は海か?

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