実はかなりのブラクリストである。
ブラクリというのは激しい岩礁帯に潜む根魚を狙うために工夫されたハリ付オモリのこと。
通常、赤とかオレンジとかに塗装されていて、ナチュラルドリフト至上主義のFFマンから
してみれば、これじゃぁサカナ、逃げちゃうでしょ???って感じなんだけど、頭上からヒラヒラと
舞い落ちてくるエサに目がない根魚を狙い打ちするには、もっとも効率的な仕掛けなんすね。
主なターゲットは、アイナメ、カサゴ、ソイなど。 もちろんササノハベラとかフグとか、時には
立派なシロギスとかシーバスも釣れちゃったりして、万能リグの一面もあり。
釣り方はブラクリをチョイ投げして、着底したら数秒食わせ間をつくり、竿で上に跳上げるように
手前に探ってくるわけです。ずるずるサビいちゃうと一発で根掛かりだからね。
私が特に好きなのがアイナメ釣り。
アタってから掛けるまでの駆け引きと、掛かったあとはすぐにそれと判る強烈なヘッドシェイク。
40オーバーを底から剥がすファイトは堪りませんぜ。
最近ボートからのアイナメ釣りを強力にオルグしている、横浜の熱血キャプテンを久々に訪問。
「シーバスタックルは邪魔なんで要りません」 という潔いキャプテン指示に従い、ブラクリ竿の
一本差で乗船。キャプテンお得意の界隈をいつもとは違うテンポで探っていく。
しかしボートアイナメ。 アタリが多くていいですなー
もちろんスッポ抜けも数知れずなんだけど、そのたびに「あ゛ーっ!!」とか「惜しーっ」とか
絶叫しちゃう。 このアタマ真っ白の絶叫がいいんですよ、釣りは。
この日は尺未満のレギュラーサイズが飽きない程度に釣れてくれて、船中笑顔満点。
「その青イソ、こき上げて、もう一匹追加しましょう!!」
ルアー&フライ船ガイドとは到底思えないキャプテンの指示に一同大爆笑したりね。
んで最後にやってくれましたよ、このお方。
40ちょい欠けのグットサイズ。 このサイズになると激しい首振りダンスで竿が激しくタタかれ
タモに入るまで実にスリリングである。
C&R派には関係ないけど、このアイナメという魚、実はけっこう高級魚である。淡白な白身は
ちょっと小骨が多いけど、どんな料理にも合う逸材。
さてさて。
いよいよ本格的な寒波が到来するようだが、この冬、ヨコハマのデイゲームはけっこう熱い
かも知れない。

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