フライマンとしての重要な資質に、ブランドもん好き、ということが挙げられると思う。
とすればだ、小職なんぞまったく資質ゼロといって宜しい。
なぜなら、小職のファーストロッドはこれだからである。
ロッドインプレなんぞ本来ならやっぱり、スットコ、とか、ミールス、とかでないと、フライマンとして
話が拡がらないではないか。 しかし小職の愛竿は国産インファンテである。
このロッドの良いところは、
◆釣りが終了したらクルマん中に、遠慮なく放り投げられる。
◆コケそうになったときゴロゴロの河原に、遠慮なく放り投げられる。
◆高巻きのとき堰堤の上に、遠慮なく放り投げられる。
そう、釣竿は遠慮なく放り投げることが出来なくてはならない。
さらに、そこそこのキャスタビリティ、そこそこの釣り味、そこそこ、いやかなりの値頃感である。
釣竿だけでなく、素人が使う道具はこの 「そこそこ感」 こそが大事だと思っている。
このロッドの悪いところは・・・
うーん、見当たらない。 あえていうなら他のフライマンに自慢できないところ・・・・か?
さてこいつを携えて、いきなり初夏の陽気になった甲斐の小渓流にいってまいりました。
虫嫌いの方、ごめんなさい。
いやはや久々のスーパーハッチにぶち当たった。呼吸をするのも憚られる、全方位360° カゲロウ
だらけである。いきなりの初夏陽気に、我慢していた命の息吹が一斉昇華した、ということかな。
こうなると、サカナも釣り人もスイッチが入らない方が不自然というものだ。
水温の上昇とも相まって、いたるところで渓魚たちのライズがスタート。 小渓流だけにポイントは
絞られており、教科書通りの展開となる。 まさに初心者の方にぜひ体験してもらいたいコンディ
ション。こういう状況は年に何度もないね。
もしも女子高生が投げたフライにドラグがかかっても、あっさり釣れたであろう展開。
これをフライフィッシング的 「もしドラ」 と云わずしてなんとしよう。
なんつって・・・・・
上の写真はリバーランズ・スルーイットなみの8の字ラインを描きながら釣上がる漁労長。このあと
リーダーがウインドノットだらけになったのは云うまでもない。
たぶん昨年の夏以来のフライフィッシングだった漁労長。
しかしこの日は7~8寸の綺麗な渓魚を掛けまくっていた。機を見て一気にまくってくるあたりは、
さすがの嗅覚でございます。恐れ入りやした。
さて桜とともにスタートした2011シーズン。 今後も淡海問わず、水とサカナがいる場所には、鋭意
出撃予定。 2週にわたり清流を堪能したので、次回はショッパイ方面かな?
たぶんフライじゃないけどね。

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