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ランチョ・サンタ・エレナ(Mexico)Feb.2003
 メキシコでの新年初釣行(管釣りを除く)レポですので、暇つぶしに読んでやってください。

 ランチョ・サンタ・エレナはメキシコシティから車で2時間の距離のイダルゴ州某所にあるプライベート農場です。概してメキシコでは農場というのは牧畜のみならず営林業をも含む大規模なものなのですが、このサンタエレナもその例に漏れず、1,100ヘクタールという実際に行っても全然想像できない広さに湖と池が3つ、キャビン2つ、大人数用ロッジ1つ、その他諸々があるとんでもない農場なのであります。それでもって、このランチョのダム湖には、38年前に現オーナーがここを買ったとき以来マスが放されていて、今ではすでに半野生化した立派なマス君たちが泳いでいるわけなのです。近年はずっと一般には開放されていなかったようなのですが、ついに今年から完全予約制+C&Rのスポーツフィッシングオンリーという条件で一般にも開放されることとなったのです。↓

ヒレピン、メキシコレインボー
メキシコのターゲットは海ばかりではないんですね(ハーミット管理人談)
 そういう噂を我々在墨フライフィッシャーマンが聞き逃すわけがありません。2002年末からの周到な情報収集の末、先日2泊3日での決行と相成ったのです。

 湖はカケアガリの急峻な岸の場所が多くフライフィッシャーにとって釣りやすい場所は多くはないのですが、予約制で週末に1組しか入らないことが多いため人は少なく、数年ほおって置いたマスなのでプレッシャーもさほどなく、初回にしてはそこそこ楽しめました。寒い時期ですのでマスは岸よりにはいなくて深いところにいるそうなのですが、フライで届く範囲にも結構な型のマスがいて、添付の他にも2匹くらいは18〜19インチクラスが釣れました。でも婚姻色派手派手で、しかもskinyなマスを禁漁期に釣るのは複雑な心境です。プライベートであるが故に為せる野生マスひとりじめ。釣れたマスはいずれも40cmオーバー平均、完全ひれピンマスなのです。サイズ的には800グラムとかキロオーバーもたくさん出るらしいので、季節を変えて再訪したいです。ちなみにリールはバイカウントでして、こいつがバッキングまでもって行かれたのは今回の写真のマスが初です。

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