ところで肝心の釣りの方はというと、実は普通の釣り、即ちシングルハンドロッドでの釣りについてはコンディションが最悪で期待した程には楽しめなかった。特にまともなドライフライでの釣りが一度も出来なかったのは悔しくてならない。そして、もしこれで終わっていたとしたなら、それこそ我がFF人生始まって以来最悪の釣行となっていたところである。しかし、そこは流石にサンワン、遊び心で初めて持ち込んだダブルハンドロッドですっかり楽しませてもらい、やっぱサンワンは面白い、というのが結論であった。
今回は、予め当たりを付けておいた「スペイ・ポイント」を、シングルハンドでの釣りの合間に、或いはそれと並行して試して行った。場所によっては大濁り(放水量不足に因るものと考えられる)と9/10/11wtのリオ・ウィンドカッターをもってしても太刀打ちできないような暴風のため全く釣りにならないこともあったが、各ポイントでは、なかなかに楽しくまた貴重な経験をすることができた。(以下、徒歩で釣り歩くことを前提として)
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