次はカーフテールのお話。パラシュートやウルフパターンのウイングとして使われるカーフテールですが、最近の方はエアロドライウイングなどのシンセティックを使う人が多いですよね。その理由はスタッカーを使ってもなかなか揃わないからでしょう。んがしかし、それはマテリアルの選び方をミスしているのです。

 カーフテールはワイヤーがかかっていないと格好悪いですが、それは程良くかかっているものを選ばないと駄目なんです。写真上位の依れ具合のものを探しましょう。

 写真下ぐらいの依れになってくると、スタッカーを何回叩こうが、なかなか揃いません。またスタッカーに入れる前にある程度間引きが必要ですが、そうすると最初に相当多めにカットする必要があります。

 3番目の写真は先っちょが割れている悪い例です。10本に3本くらいの割合で折れているのが混ざっていると、できあがりの見た目も、綺麗とは言えません。

 カーフテールをスタッカーで揃える時は、

  1. 必要量の120%をカット
  2. 先端があまりにも長いものを手で間引く
  3. 先端を強く押さえ、根本の細かい毛をコーム(櫛)で梳く
  4. ヘアースタッカーに先端から入れる
  5. 硬いところで、強く叩く(スタッカーは重いものの方がよく揃う)回数は10〜20回くらい
  6. これで準備OK
 カーフテールのよいところは、素材が軽く、フロータントとの馴染みの良さ。それに、なんていっても先端にかけてテーパーがかかっているので、シンセティックマテリアルと違い、仕上がりも美しいですよ。

 最後にもう一つ、左の写真のような、ハゲができているもの、または全体がよじれて曲がっているものは、毛がスパイラルしていますので、避けましょう。